就職・転職活動で採用される人の求人情報サイトの活用方法はどのようにしているのだろうか。
何となく求人情報サイトを使っても、なかなか採用はされません。では、どのように求人情報サイトを活用すれば、採用に近づけるのでしょうか。ぜひ、どれも簡単なことですので、当記事で紹介することを実践してみてください。
様々な求人情報サイトに登録する
特定の求人情報サイトのみを使っている人を、よく見かけるのですが、それは間違った方法になります。
求人情報サイトについてですが、たくさんの種類が存在しますよね。そして、採用される人というのは、様々なサイトに登録しているものなのです。もし、少しでも採用される可能性を高めたいのなら、色々なサイトを活用してゆきましょう。
サイトによって、掲載される求人は異なる
まず、「求人情報サイトによって、掲載される求人は異なってくる」ということを理解してください。つまり、より多くのサイトに登録すれば、より多くの求人を見ることができるわけですね。
アルバイト情報サイトだって、様々なものがあるはずです。そして、それぞれのサイトによって、掲載されるアルバイト求人は異なっていたでしょう。やはり、「たくさんのアルバイト求人を見たい」と思ったら、様々なサイトに登録をしたはずです。
それと同じように、転職活動においても、様々なサイトに登録をして、たくさんの求人を見てゆくべきなのです。
登録しようか迷うだけ、時間の無駄である
大変なことではあるのですが、より多くの求人を見るためにも、様々なサイトに登録しましょう。そのようにすれば、自分に合った求人も見つかりやすいため、結果として将来は充実しやすくなりますよ。
確かに、求人情報サイトは多くあるため、どれに登録すべきか迷うところですけどね。ただ、登録するサイトを決めるという初歩的なところで、たくさんの時間を使うというのは、時間の無駄でしかないでしょう。
少しでもよさそうなサイトには登録しよう
そもそも、求人情報サイトを利用するにあたって、費用は全くかかりません。つまり、どれだけサイトに登録しても0円であり、「登録をして損はない」と考えることができるのです。だからこそ、少しでもよさそうなサイトがあったら、積極的に登録をしてみましょう。
確かに、サイトに登録すればするほど、メルマガなどが頻繁に送られてきて、面倒になるんですけどね。しかし、不必要なメルマガなどは、配信停止してしまえば問題ないでしょう。
また、求人情報サイトに登録したとしても、手軽に退会することができるわけです。「合わなかったら退会すればいい」と考えれば、気軽に登録をすることができるはずです。
求人情報サイトごとの「求人更新曜日」を把握する
ほとんどの人は、求人情報サイトの「求人更新曜日」を把握していません。しかし、「求人更新曜日を把握すること」は、採用される上では、とても重要になってきます。
ほとんどの人が求人更新曜日を把握していないからこそ、あなた自身がそれを行うことで、一気に周りと差をつけることもできるでしょう。
◇多くの求人情報サイトは、特定曜日に更新される
・毎週月曜日に更新される
・毎週月曜日と木曜日に更新される
といった具合に、多くの求人情報サイトは、特定の曜日に求人更新がされます。おそらく、何週間かサイトを利用してゆけば、「何曜日に更新されるか」を掴むことができるでしょう。
また、それぞれの企業の求人情報ページに、「更新日」が書かれていれば、何件かのそれを確認することで、何曜日に更新されるかを把握することができます。
ぜひ、求人情報サイトを利用するにあたっては、「何曜日に求人更新されるか」ということを、把握するようにしてください。
更新日に応募をすれば、周りとスピードの差がつく
「何曜日に求人更新されるか」を把握したら、「更新される日」にサイトをチェックして、積極的に応募をしてみましょう。
例えば、月曜日に求人更新されるサイトを利用している場合、「毎週月曜日はサイトをチェックする」ということですね。そして、気になる求人を見つけたら、応募をしてしまうということです。
先述したように、ほとんどの人は、求人更新曜日を把握していません。だからこそ、あなた自身が更新日を狙って応募をすれば、周りとスピードの差をつけることができるのです。
スピーディーな応募は、企業側の目に留まりやすい
企業側は、「誰かを採用したい」と思っているからこそ、求人情報サイトに求人を載せるわけです。そのため、早く応募してきた人というのは、印象に残りやすいものですよ。特に、「すぐにでも人材が欲しい」と考えている企業は、よりその傾向が高まります。
人事担当者も人間なわけですから、「早く応募して印象強くする作戦」は、大いに効きやすいわけですね。
更新された求人のチェックくらいであれば、スマホでもできるでしょう。そのため、通勤などの空き時間を利用して、サクッとチェックしてしまいましょう。そして、応募したい求人があったら、パソコンで志望動機などを作れば効率的なはずです。
求人更新曜日は、スケジュール帳などで管理を
先述したように、転職活動においては、様々な求人情報サイトに登録をすることが大切です。ただ、多くのサイトに登録してしまうと、それぞれの求人更新曜日がわからなくなってしまいます。
だからこそ、登録しているサイトごとの求人更新曜日は、スケジュール帳などで管理するようにしてください。
■迷ったら応募をしてしまう
求人情報サイトを利用していると、「応募しようかな~?」と迷うことが出てくるでしょう。この場合、考えてもなかなか結論は出ませんから、迷わずに応募をしてしまいましょう。
実際に、採用される人というのは、「迷ったら応募する」というスタンスを取っているものですよ。
転職活動では高確率で不採用になる
まず、いい求人を見つけて応募したとしても、門前払いを食らう確率が結構あります。つまり、求人情報サイトから応募をしたとしても、書類選考にすら進めない可能性が高いのです。
また、仮に書類選考に進めたとしても、その後に落ちてしまう確率は結構あります。もちろん、面接に進めたとしても、不採用になってしまう可能性は充分にあるのです。
このように、採用されるのは意外と難しく、「転職活動では高確率で不採用になる」という事実があります。
ただ、どれだけ優秀な人材であっても、高確率で不採用になるんですよね。それだけ、企業と求職者がマッチングするのは難しく、高確率で不採用になるのは仕方のないことなのです。
応募しようか迷う時間は、無駄になりがち
応募しようか迷った挙句に不採用になった場合、「迷った時間は無駄になった」ということになりますね。例えば、1時間かけて迷った挙句に不採用になった場合、「1時間も無駄にした」ということになるのです。
おそらく、「どうせ不採用になるのなら、迷わず応募だけしておけばよかった」と思うでしょう。
つまり、不採用になる確率が高い以上、「応募しようか迷う時間は無駄になりやすい」と考えたほうがいいわけです。だからこそ、迷っているくらいなら、とりあえず応募してしまいましょう。
志望動機などはしっかりと考えて
求人情報サイトから応募をする場合、志望動機などを書くことがありますよね。やはり、
「迷ったら応募をする」というスタンスでいると、志望動機の内容は適当になりがちです。しかし、適当な志望動機を書いてしまったら、絶対に採用はされないでしょう。
確かに、多くの求人に応募をしてゆくと、一つの企業に対する愛着は薄れてしまうんですけどね。しかし、採用されるために応募するわけですから、しっかりと志望動機などは書くべきなのです。
プロフィール項目などは全て埋める
求人情報サイトを利用するにあたっては、自分自身の情報などを登録する項目がありますよね。そんな項目についてですが、全て埋めるようにしてください。
あれらの項目は、企業側が見ますからね。だからこそ、より自分自身をアピールするためにも、必ず全て埋めておくべきなのです。
プロフィール項目はすべて埋めよう
・大学時代に学習したこと
・現職の仕事内容
・現職での実績
・希望職種
・希望勤務地
など、求人情報サイトを利用するにあたっては、様々な情報を入れる項目があります。そして、そんなプロフィール項目は、全て埋めておくべきなのです。
確かに、求人応募をすることに意識が向くと、「プロフィール項目を埋めること」は面倒に感じがちなんですけどね。しかし、企業側はプロフィール項目を見ているわけですから、きちんと埋めておくべきなのです。
なるべく具体的に記述しよう
プロフィール項目については、なるべく具体的に記述しなければ、企業側にアピールできません。
例えば、「現職の仕事内容」を記載するときに、「営業職」と書くだけでは弱いでしょう。やはり、「営業職として○○サービスを大手企業に提案」などといったように、具体的に記述することが大切なのです。
そのようにすることで、説得力の高いアピールが可能になるわけですね。ひいては、「この人ならしっかりと働いてくれそう」などと思ってもらうことができ、採用へと近づくことができるのです。
嘘を書くのは絶対にダメ
いくら採用されたいからといって、嘘のプロフィールを書いてはいけません。例えば、「高学歴のほうが印象がいいだろう」と思うのは自然ですが、プロフィール欄に通ってもいない大学名を書くのはいけないのです。
ただし、あえて不利な情報を隠すことは、全く問題ないですよ。例えば、Fラン大学に通っていたのなら、「某大学で経済学を学んでいました」と書くのは全く問題がないのです。
ただし、嘘はいけないわけですから、「出身大学」を書く欄があるのなら、Fラン大学の名前も記述しなければいけないということです。
「常に掲載されている求人」には注意する
求人情報サイトには、「常に掲載されている求人」が存在します。この、「常に掲載されている求人」には、細心の注意を払うようにしてください。というのも、このような求人は、ブラック企業な可能性が高いのです。
「常に掲載されている求人」を見つけよう
定期的に求人情報サイトを活用していると、「常に掲載されている求人」を見つけることができます。例えば、毎週のように掲載されている求人を見ると、「これなら採用されそう」と思えるものです。
確かに、このような求人に応募をした場合、採用される可能性は高いでしょう。しかし、仮に採用されて働いたとしても、辛い日々が待っている恐れがあるのです。
常に掲載されている求人=常に人手不足
多くの場合、人手不足だからこそ、求人を掲載します。そして、誰かを採用して、人手不足が解消されたら、求人の掲載もやめるものです。
つまり、常に求人が掲載されている場合は、「常に人手不足な可能性が高い」と考えることができるのです。
もちろん、「求職者の選考に慎重になりすぎて、採用活動に時間がかかっている→常に求人が出されている」という場合もあるんですけどね。
ただ、ほとんどの場合は、常に人手不足だからこそ、常に求人も出されているものなのです。
常に掲載されている求人は、ブラックの可能性大
「常に掲載されている求人=常に人手不足な可能性が高い」と、考えることができるわけです。そして、常に人手不足なわけですから、そこはブラック企業である可能性が高いでしょう。
ぜひ、求人情報サイトを活用してゆく中で、「常に掲載されている求人」を見つけたら、ブラック企業であることを懸念してください。
他にも「わざとらしい求人」には要注意
求人情報サイトを見てゆく中で、「何となくわざとらしいな」と感じた場合も、ブラック企業である可能性が高いでしょう。
・根性論が書かれている(「努力が報われる」「頑張り次第で年収アップ」など)
・写真がありきたりすぎる(「フリー素材が多い」「社内の写真が少ない」など)
・とりあえず掲載したような、簡素すぎる求人情報になっている
といった具合に、わざとらしい求人は、採用活動に力を入れる余裕がない企業である可能性が高いんですよね。やはり、余裕がないわけですから、ブラック企業である可能性も高いのです。
まとめ
転職活動をするにあたっては、求人情報サイトを見ることになるでしょう。ただ、何となく求人情報サイトを使っているだけでは、なかなか採用は掴めません。
この記事では、「採用される人の求人情報サイトの活用方法」に焦点を当てて、様々なことを提案させていただきました。ぜひ、転職活動を進めるときには、当記事を参考にしてくださいね。
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