医療機器メーカーで営業として働きたいあなたは何を一番重要視しますか。
大企業?年収?好きな領域か?外資系企業か?モテたい?
色々とあると思いますが、この記事を見ているあなたは「高年収」には興味ありますよね?
よく「外資系医療機器メーカーやMRに営業として転職」すれば高年収などと記載されていたりしますが、全ての外資でそうなのでしょうか?
この記事では、外資系医療機器メーカーで営業として働く筆者が、外資系の実際と、あなたが上手くキャリアを進むためのアドバイスをさせていただきます。
外資系医療機器メーカーは高年収?きついけど1000万いける?
正直、1000万を超えるのは厳しいです。特に若い年齢の時には厳しいです。
しかし、基本給がどのぐらいか、達成した時のインセンティブの設定によっては1000万を超えると言えます。
要は外資でも会社を選ばないと難しいです。
医療機器メーカーに関しては下記の記事もどうぞ。
本当に外資系が良いのか
本当に外資系が良いのか?
これは「給料が良いかどうか」で判断すると、正直行く会社によると思います。
外資だからと言って、全ての人が1000万を超えるような給料というわけではありません。
特に20代や新卒などで働いている人はなかなか給料も上がらないと聞きます。
巷でよく聞く高収入という言葉に対して、全てが全てそうではないと思っておいた方が良いかと思います。
実際私も含めて若い時は同期と話すと安く働かされていたという意見になります(それでも世間一般からしたら高年収かと思いますが…)
外資系で働くことのメリットって?
外資系で働くメリットって何なのでしょう?
もちろん30代を過ぎて転職をするのであれば、高収入というメリットがあるかと思います。
しかし、収入以外でメリットとなることがあります。
それは外資にしかない製品を取り扱う「経験」を積めることだと思います。
医療機器の最先端は海外製品であることがほとんどです。
国内内資企業では既存品の競合製品を作ることがほとんどです。それに比べて外資企業はその会社しか持っていない製品を担当することができます。
そしてその製品の販売経験があなたにとって財産になります。新医療機器の拡販の経験は貴重です。医療機器メーカーで営業をされている人は多いですが、このような経験はなかなかできません。
なので、外資に行くのであれば若いうちに行って、経験を積むのが今後の為にも良いかと思います。
高収入キャリアのオススメルートとしては
私のオススメするルートとしては、
- トップではない外資系メーカーに若い時期に就職・転職し、経験を詰み、実績を残す。
- 上記はなかなか狭き門なので、まずは医療機器代理店 or 内資系医療機器メーカーからキャリアをスタートさせて、実績を残して上記1のメーカーに転職。
- 経験を積んだ後にトップ(インセンティブの大きな)の外資メーカーに転職。
年収で考えると、新卒や若い年齢の時にいきなりトップメーカーに行く事はオススメしません。
それは若い時から固定給与として高収入をくれるほど、外資トップ企業も甘くはないからです。
そして、年齢を重ねても入社時の固定がベースになることが多く、なかなか基本給が上がりません。
若年時代の給与には内資も外資も差は多少しかありません。代理店とは差があります。
代理店であれば長居しないつもりで業界を経験し、行きたいメーカーを見定めて転職をする(内資メーカーorトップクラスではない外資メーカー)というのをオススメします。
1番ベストはトップではない外資に新卒で就職・若い年齢で転職するのがオススメです。
そして、そこで新しい機器に触れるなどしながら、働き方を学んで、トップメーカーへ転職すれば、経験も豊富かつ給与も高水準となるのではないでしょうか。
しかし、ここに若い年齢で入社するにはやはり狭き門を潜る必要があります。
入れなければ代理店営業もしくは内資系メーカーで実績を積み、実績を元に外資へ転職していくのが良いかと思います。
ただ、新卒から外資に入社するデメリットもあり、それは教育に乏しいという面です。
教えるという環境ではないので、自分で情報収集する必要があります。
ビジネス関連書籍で勉強したりして、独学で向上心を持って取り組めないと最初でつまづく可能性があります。
内資は給与は良くないの?
内資系も給料が高い会社はありますが、外資ほどではないようです。
また、内資系は基本年功序列なので、若いうちは給料もたいしてもらえません。(それでも他の業界よりは給料高水準とは思いますが・・・)
1000万を超えるのはなかなかこちらは厳しいという話です。
就職や転職の難易度は?
ちなみに内資系のトップ企業は就職時も転職するにもそれなりの学歴や経歴を見られます。
外資系は、新卒であれば学歴も必須で、かなり狭き門と思っています。
しかし、転職であれば今までの実績などで判断され、基本即戦力が求められることがほとんどです。
なので、実績を何かで作り、その後に転職で外資に行くことをオススメしています。
代理店は就職も転職も難易度はそこまで高くはないと正直思います。
▼メーカーと卸の違いについてはこちらをご覧ください。
内資系は年功序列で、稼げるまで時間がかかるうえに、就職・転職のハードルが高い。
しかし外資系は転職のハードルは意外と低いにもかかわらず、ある程度高年収のチャンスが誰にでもあります。
医療機器営業として転職するなら収入も経験も外資系が基本的にはオススメになります。
外資系医療機器メーカーで働くのはきついのか?
きついか楽か?についてですが、きついと思っています。
売上の確認はキツいし、活動プランの内容から実施されたかのチェックもしっかり見られます。
それに加えて、疾患や新製品などの勉強も継続する必要があります。
しかし、個人的にはキツいのは仕方ないと割り切っています。
何故かというと、世間的に見ても高収入をもらえるということはそれなりに大変なことは対応できないとならないと思っているからです。
きつくて給料が低いのは耐えられませんが、「きついけど、仕方ない」と割り切ることで気にならなくなってきます(もっともらってもおかしくないとは常に思ってしまいますが)。
外資系医療機器メーカーで年収1000万いける?
誰でもではありませんが、そのうちいけると思います。
色々と周囲に聞いている感じですが、20代で600~900万ぐらいではないでしょうか。
30代になると1000万を超える人もやはり出てきます。
私も上記のような感じで収入を伸ばしてきました。
よく他のサイトで、外資なら絶対1000万いけるから、転職した方がいいと記載されている方もいますが、前職の収入を見られますし、誰でもすぐにそんな簡単に稼がせてもらえるほど甘くはありません。
それよりも自分で考えて自発的に活動できるか、戦略的に考えて行動できるか、顧客である医師と充分なコミュニケーションができるように学ぶことができるかなどが外資で働くには大切かと思います。
基本自分のことは自分で対応する、現場に出たら助けてもらうこともできないぐらいに思っておかないと厳しいでしょう。
最初だから誰か来てくれるだろうなんて思っていると、最初から放り出されたりしますので、甘い考えは禁物な業界です。
ただ、それでも給与水準は低くはない業界です。
辛いけど、稼げるを求める方には私はオススメしています。
まとめ
医療機器メーカーに営業として就職するときは・・・
- 外資はきついけど、収入も経験もオススメではある
- 誰もが当たり前に1000万稼げるわけではない
- 1000万超えるためのキャリア設計が大切
そして、そんな医療機器営業を目指す方々に筆者が調べたオススメの求人及び転職エージェントを下記に紹介しています。
転職に関してのアドバイスは「転職・就職」からどうぞ。
営業スキルをアップさせる為のコツは、「営業スキル」を参考にスキルアップに繋げてみてください。
低学歴からの逆襲に役立つ記事は「Fランの戦略」からどうぞ。
人間性の成長については「自己啓発」をご覧ください。
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