この記事では、主に20代社会人に向けて、やりたいことの見つけ方を5つ提案してゆきます。
そのため、転職などを考えているのなら、当記事が参考になるでしょう。ぜひ、自分自身がやりたいことを見つけて。より活躍できる社会人になってゆきましょう。
1,好きなことを考えてみる
好きなことであれば、「やりたい」と思いやすいのではないでしょうか。そのため、やりたいことの見つけ方として、好きなことを考えるのは大変有効です。
なかなか、自分の好きなことについて、ジックリと考える機会はありませんからね。ぜひ、自分の好きなことについて、改めて真剣に考えてみましょう。
直感で「好きなことは?」と問いかけてみて…
まずは、「好きなことって何?」と、自問自答してみてください。つまり、まずは直感を頼りにして、自分自身の好きなことについて考えてみるのです。
直感で答えられる好きなことというのは、「本当に好きなこと」だと言えるでしょう。そのため、それに関わることについては、「本格的にやりたい」「極めてみたい」などと思えるかもしれません。
例えば、「文章を書くことが好き」と直感で思ったのなら、執筆業なんかに転職すると、やりがいにつながる可能性が高いわけです。
急に休みになったら何をしますか?
ただ、直感で好きなことについて考えても、なかなか答えが出てこないかもしれません。そのようなときには、「急に休みになったら何をする?」と自問自答してみてください。
例えば、仕事当日の朝に、会社から「今日は休みです」と急に連絡があった場合、果たして何をするでしょうか。
急に空いた時間に、わざわざ嫌いなことをする人は少ないはずです。つまり、「急に休みになったらしたいこと」というのは、好きなことであると共に、やりたいことである可能性が高いのです。
臨時収入が入ったら何に使いますか?
「臨時収入が入ったら何に使う?」と自問自答しても、好きなことを見つけられますよ。やはり、臨時収入が入ったら、欲しいモノを買う傾向にありますからね。
また、ここでは、「様々な価格帯の臨時収入」を想定して、何を買うかについて考えてみましょう。やはり、臨時収入の額によって、買うモノが変わってくるからこそ、様々な価格帯について考えてもらいたいのです。
- 1万円の臨時収入→高級フレンチを食べに行く
- 10万円の臨時収入→旅行に行く
- 1億円の臨時収入→高級車を何台か買う
といった具合に、臨時収入の価格帯によって、何を買うかは変わってくるわけですね。ただ、臨時収入で買ったモノは、どれも好きなことであるはずです。そのため、それに関わることというのは、「やりたいこと」である可能性が高いでしょう。
街で惹かれるものって何ですか?
街を歩いているときには、どんなものに惹かれるでしょうか。やはり、惹かれるものというのは、好きなことであり、やりたいことに関わってくるものです。
例えば、街を歩いているときには、花によく目が行くとします。この場合、花は好きなものであり、それに関わる業界などに転職をすると、やりがいを感じられる可能性が高いわけです。
ちなみに、花の仕事と聞くと、生花店スタッフを思い浮かべるかもしれません。しかし、花業界にも様々な職種があり、営業を活かせる企業もたくさんありますよ。
2,関心のあることを参考にする
「関心があること」は、決して「好きなこと」ではありません。例えば、不況が気になって、よくニュースで確認するとします。この場合、「不況に関心がある」と、考えることができますね。しかし、ニュースで確認するからといって、不況が好きなわけではありませんね。
つまり、「関心のあること」に焦点を当てて考えてみると、新たにやりたいことが見つかるかもしれないのです。
どんなニュースに心が動かされますか?
社会人生活を送っていると、嫌でもニュースな情報が入ってくるでしょう。もちろん、「ニュースなんて興味ない」という人も、たくさんいるはずです。ただ、テレビをつければ普通にニュースが流れていますし、会社内でも時事ネタについて頻繁に話されるわけです。そのため、心動かされるニュースというのが、少しばかりはあるはずです。
「スポーツ情報だけは確認してしまう」「ローカルニュースが流れると耳を傾けてしまう」といった感じですね。これらは、関心があるからこそ、確認してしまうわけですし、耳を傾けてしまうわけです。
そのため、心動かされるニュースに関わることは、やりたいことである可能性が高いでしょう。
例えば、ローカルニュースに耳を傾けがちな場合は、「地元にダイレクトに関わるような企業」に転職をすると、意欲が湧いてくるかもしれませんよ。
続きやすいことってありますか?
絶対にすべきことではなくても、なぜか続いてしまうことがありますよね。例えば、何となくジョギングを始めた結果、気づいたら続いてしまう人は多々います。もちろん、ジョギングは苦しいことであると共に、絶対にすべきことでもないですが、不思議と続いてしまうことがあるのです。
やはり、続きやすいわけですから、それは「やりたいこと」に近いでしょう。そのため、それに関する仕事をすれば、やりがいを感じることができますよ。
3,何にお金をかけているかを考える
生活をするために、仕方なくお金を使うことは多いでしょう。ただ、余ったお金を使う場合は、関心があるものに費やしがちなはずです。
そのため、やりたいことを見つける際には、何にお金をかけているかを考えてみるのもいいですよ。
純粋に、何にお金をかけていますか?
「普段は何にお金をかけている?」と、自問自答してみてください。おそらく、その答えは関心があることであり、「やりたいこと」に近くもあるはずです。
例えば、普段は腕時計にお金をかけているのなら、「腕時計に関心がある」と考えることができますね。そのため、腕時計に関する仕事をすれば、やりがいを感じられる可能性が高いのです。
今後、何か買いたいものはありますか?
「買いたいものリスト」なんかを作っている人は、改めてそれを確認してみましょう。そこに書かれているものは、関心があることであり、やはり「やりたいこと」に近いはずです。
例えば、買いたいものリストに、家電系商品が多く書かれているとします。この場合は、家電に関することが「やりたいこと」であり、それに携われる企業に転職をすれば、楽しい日々を送れるかもしれないわけですね。
「よく行く外食店」「よく買う食材」の傾向はありますか?
「よく行く外食店」「よく買う食材」なんかも、関心があるからこそ惹かれるはずです。そのため、「よく行く外食店」「よく買う食材」に関わることも、「やりたいこと」に近いでしょう。
例えば、ラーメン店によく行く場合は、「ラーメンに関心がある」と考えることができるはずです。この場合、「ラーメン店をプロデュースする企業」「麺を仕入れる企業」なんかに転職をしたら、やりがいを感じられるのではないでしょうか。
また、他にも「よく食べるお菓子」「よく飲むもの」なんかに関わる仕事も、やりがいにつながる可能性が高いですよ。
子どもの頃には、どんなものにお金を使っていましたか?
子どもの頃って、お金に余裕がありませんよね。そんな中で、お金をかけていたことというのは、絶対に好きであったはずです。もちろん、子どもの頃に好きだったことは、大人になった現在でも好きかもしれませんよ。
例えば、子どもの頃は昆虫好きで、お小遣いのほとんどは飼育グッズに費やしていたとします。もし、今現在でも昆虫に惹かれるのであれば、それに関わる仕事をしてみてはどうでしょうか。やはり、子どもの頃に好きだったことに関わる仕事なら、純粋な気持ちを取り戻しながら、真っすぐな眼差しでチャレンジできるかもしれません。
4,子どもの頃の夢を思い出す
また、子供の頃の夢を思い出せば、やりたいことが見つかるかもしれませんよ。もちろん、子どもの頃の夢を、そのまま叶えることは難しいかもしれません。しかし、それに関わる仕事というのは、意外と存在するものなのです。
子どもの頃の夢は何ですか?
ぜひ、「子どもの頃の夢は何だった?」と、自問自答してみてください。そして、その答えに関わる仕事を、転職先候補として考えてみてください。
例えば、子どもの頃の夢が、プロ野球選手であったとします。もちろん、大人になってしまった以上、もうプロ野球選手になることはできません。
しかし、野球に関わる仕事であれば、とてもたくさん存在するはずです。例えば、競争率は高いでしょうが、プロ野球チームの営業部を目指してみる価値はあるでしょう。また、野球道具製造会社の営業部なんかに配属しても、やりがいを感じることができるはずです。
このように、子どもの頃の夢を参考にすると、比較的簡単にやりたいことが見つかるものですよ。
子どもの頃の夢が思い出せないときは…
子どもの頃の夢を思い出せないのなら、親に聞いてみてはどうでしょうか。やはり、親はずっと子どもと接してきたため、当時の夢を覚えているものですよ。また、卒業文集なんかを読んでみると、当時の夢が書かれているかもしれません。
もちろん、子どもの頃の夢は、変わってゆきますよね。そのため、小学校の卒業文集・中学校の卒業文集はもちろんのこと、各学年のときに書いた作文なんかを読むと、より様々な夢を思い出すことができるでしょう。
再び大学に行くとしたら、何を学びたいですか?
もし、再び大学に行けるとしたら、どんなことを学びたいでしょうか。やはり、学びたいと思えることは、「やりたいこと」とも考えられるはずです。
例えば、「再び大学に行けるのなら、AIについて学びたい」と思ったとします。この場合、AIに関することというのは、やりたいことであるはずです。そのため、AIに関する企業に転職をすれば、やりがいを感じられるでしょう。
また、学びたいことがあるのなら、転職前に独学で勉強してみてもいいですね。やはり、ある程度の知識がある状態で、転職活動に挑んだほうが、採用に至りやすいですよ。
5,適職診断を受けてみる
最後は、堅実的な方法として、「適職診断を受けてみること」を提案させていただきます。確かに、「自分のことは理解しているから、適職診断なんて意味ない」なんて思えるかもしれません。
しかし、適職診断を受ければ、正確なデータをもとに、得意なことなどを把握できますよ。まさに、やりたいことの見つけ方として、適職診断を受けるのは大変重要なことなのです。
客観的に自分の得意なことを知れる
適職診断の結果って、説得力がありますよね。やはり、説得力ある客観的立場から、自分自身について知ることは、とても重要なことでしょう。
適職診断を受ければ、その名の通り「向いている職種」「向いている業種」などを把握することができるわけです。そのため、それに携わる仕事というのは、いわゆる「やりたいこと」である可能性が高いわけですね。
「自分では気づかなかった新たな発見(向いている仕事)」を知れるからこそ、積極的に適職診断を受けてもらいたいのです。
信頼性のある適職診断を受けよう
せっかくの適職診断ですから、信頼性のあるものを受けるようにしてください。例えば、ハローワークで受けられるような適職診断なら、本格的なものであるため、信頼性があると言えるでしょう。
確かに、信頼性のある適職診断は、所要時間がかかるものです。しかし、将来に関わることだからこそ、時間をかけてでも信頼性のあるものを受けたほうがいいでしょう。やはり、信頼性のある適職診断の結果なら、より自信を持って「やりたいこと」を見つけられますからね。
もちろん、ネットでも適職診断は受けられますが、信頼性には欠けてくるので、あまり参考にしないほうがいいですよ。
■まとめ
- 好きなことを考えてみる
- 関心のあることを参考にする
- 何にお金をかけているかを考える
- 子どもの頃の夢を思い出す
- 適職診断を受けてみる
「やりたいこと」を見つけたいのなら、上記5つのことを試してみましょう。特に、1~4までは、すぐに行えることですので、今すぐに実践してみましょう。
やはり、「やりたいこと」に関われる企業に転職をすれば、やりがいを感じることができ、充実した社会人生活につながる可能性が高いですよ。
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